Country/Region of Manufactureについて

この記事は3分で読めます

「Country/Region of Manufacture」

これは、eBayの

この赤枠に記入する、「生産国」「原産国」「製造国」のことです。

「made in japan」というものは、
日本国内で生産されたものとなりますので、
外国人が日本で生産しても「made in japan」になってしまいますし、
その逆も同様で「made in japan」と表示することができなくなります。

そのため、
日本企業が海外で生産を行った場合、
企業によっては原産国表示のほかに
「made by japan」「made by japanese」
といったような表示をつけるところも
徐々にですが増えてきています。

この表示により、
原産国はともかく日本人が作ったという付加価値をつけようとしているようです。

しかし昨今では類似品が安く中国で生産出来てしまうのもありますし、
Made in japanの絶対的なブランド力が
購入の最終意思決定にはならなくなってきていると感じています。

今後はMade in japanはブランドの1つとして捉える程度に留めておきましょう。

〜〜いろんな表記あれこれ〜〜

Used in Japan

日本で使用されていた中古品。
Made in Japan とは限らない。
それでも世界では、日本市場で日本人に売買され、
使われていたものは『高品質』と思われていて、
人気だという。

特に中古車に関しては車検制度の存在、
「10年10万キロは廃車」と間々言われるような走行距離の短さと
買い替えサイクルの早さといった背景から来る
「高品質・低価格」という現状から活発に貿易の対象となっている。

Assembled in Japan

パソコンをはじめとする製品群には、
主要な構成部品を海外で製造し、
筐体への組立てや製品検査のみを日本で行う事例がある。

この場合、「Made in Japan」と表記することはできず、
代わりに「Manufactured in Thailand, Assembled in Japan」
(タイ王国で製造、日本で組立ての場合)のように表記するか、
主要構成部品の製造国のみを記す。

○「made in japan」と完全に名乗ることできるもの

・日本企業が日本国内で、日本国内の部品を使って生産したもの
・海外企業が日本国内で、日本国内の部品を使って生産したもの

先ほどの定義から考えると、
日本国内で生産されたものについては、
「made in japan」であると言えるでしょう。

ですが、一つ懸念があるものとしては、
例えば中国人が日本で工場を設立して、
そこで商品を作った場合にも「made in japan」として認められてしまうということです。

○「made in japan」であるが少しグレーと判断されるもの

日本企業が日本国内で、部品を海外から仕入れて日本で生産しているもの
海外企業が日本国内で、部品を海外から仕入れて日本で生産しているもの

この場合も、「made in japan」と言えば間違いではないのですが、
あくまでも外側だけということになるでしょう。

例えば、車で考えてみると、
車本体の表示は「made in japan」になりますが、
車の中のエンジンなどの表示は海外となってしまいます。

○限りなくグレーな「made in japan」

・ほぼすべての工程を海外で生産して、
日本国内で検査や梱包等を行って出荷するもの

この形態で「made in japan」と名乗っている商品もありますが、
これは限りなくグレーな表示です。
このような生産工程の製品については、
「made in japan」を表示しないほうが賢明でしょう。

○「made in japan」とならないもの

日本企業が海外で工場を設立し、
日本人社員により生産されるもの

この場合は、残念ながら「made in japan」と表示することができません。
あくまでも出来上がった国の表示なのですから、
中国であれば中国製となってしまうでしょう。

〜〜前田先生からの一言〜〜

 

そうそう、
ルームでも話になっていたCountry/Region of Manufactureですが、
ここは製造国と生産地域つまりMade in ○○を入れなくてはなりません。

しかし、どうしても日本が係わっているというのを表現する場合は、
Made by ○○としてください。

この意味は、

日本製品と同等の試験をクリアして
日本の企業によるデザインと生産指示生産方法
品質基準を保っているものです

という意味です。

このように説明してそれでも駄目な場合は、返品に応じるのも手だと思います。

間違ってCountry/Region of ManufactureをJapanにしてしまった場合は、
一度Made by Japanを説明してみてはいかがでしょうか?

 

より専門的知識として

 

◎産品の生産工程により形成された「原産資格割合」(原産材料価額を含む)を算出し、

一定の基準値(「閾値(しきいち)」といわれることもある)を超えるか否かによって原産性を判断する。

●非原産材料を特定することで、

又は、

原産材料を特定しその価額合計を材料費全体から差引くことで非原産材料価額(VNM: Value of Non-originating Materials)を求め、FOB価額に対する割合を算出(控除方式)

● 原産部分(原産材料価額+生産コスト(労務費・製造経費)+利益等)を積上げた額のFOB価額に対する割合を算出(積上げ方式)

これによって算出された割合によって原産国を決めます。

この計算方式によって算出された値によって原産国が決まり、

場合によっては国同士の協定による減税もあります。

(企業だとココがおいしいところですね。笑)

ってな感じです。

まあ、ここまでは必要ないと思いますが、念のため原産地の算出方法でした。笑

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2018年 7月14日